どうも!渋谷でタロットリーディングをご案内してます、タロットおじさんことつねやすです。
今日は本の紹介です。
「魂占い」かげした真由子著。
そもそも魂の存在だった私たちは、意を決してこの世に自らの意思で降りて来ました。
天国という何不自由ない世界に居たのに、わざわざ孤独と不安の中で肉体という大きな鎧を着て大変な労力を使いながらこの世で生きる事を選びました。
何で?
その「何で?」を思い出す。
そして、この世を元々いた天国に変えていく為には?
そんな壮大なテーマを西洋占星術をベースに紐解いた作品です。
生きる意味とか使命とかそんな事を考えた事がある方には、一つの方向性になるかもしれない。
生きる意味とかそんなもん知らんがな!という方にも、ちょっと足を止めて折角なので考えてみて欲しいんです。
私は占い師なんていう稼業をしてますから、人の事や心のあり方などをアレやこれや考えるチャンスがあるのですが、そういう事を考えた事がない、もしくはそもそもそんなフワフワした事に時間を割く余裕はないという方もきっと沢山いらっしゃると思うんです。
世の中が好景気で何やってもガンガン儲かって、残りの人生の事なんか何の心配もないぜ!なんて状況なら別にいいのかも知れないですが、残念ながらそんな時代は遠い過去の話。
世の中の仕組みを個人レベルで変える事なんかそう簡単に出来る事じゃない。
ならばこんな時代でも元気に乗り切っていくには、自分の在り方を見つめ直す。
多分個人で出来る事はこれくらいだと思うんです。
でも、個人の在り方を見つめ直すと言ってもいきなりどうすればいいのかわからないですよね。
そんな時に、一つの方向性をかなり分かり易く説いてくれているのが本書。
いわゆる当て物的な占いではなく、自分の在り方を見つめ直す、そもそも幸せな存在だった自分を思い出す為の占い…占いという形を借りた自分の扱い方の教科書のような印象かな。
私も早速読ませていただきましたが、正直これもっと早く知りたかったなぁというのが率直な感想。
もし可能なら、13歳の自分に読ませたい。
何故13歳なのかは、個人的なお話になるんですけどね。私の人生で一番分かり易く壁にぶち当たった最初の年齢が13歳だったので。
13歳の1年でその後の人生に大きく影を落とす経験を沢山して、それを解消していくのにそれこそ35年近く…解消法がおぼろげながらに見えてやっと自分を生きてる感覚が得られるようになったのはここ5年程。30年はたっぷりもがき苦しんだ事になる。
もっと早くこの本に出会えていたら、もう少し何とかなってたのかもなぁなんて思いもあるんですが、私にとっては今が最良のタイミングだったのでしょう。
もしかしたら、私のように過去の体験が長く尾を引いて苦しい思いをしている人にとって何かのキッカケになるかも知れない…少なくとも私には良いキッカケになりました。
残りの人生…それほど多くは残っていないと思いますが、それを思いっきり楽しんで悔いなくこの世を旅立つ為の方法論を提示してもらったような。そんな思いで居ます。
私の感じた事はあくまでも私の極個人的感想に過ぎません。
同じ物を食べて、同じ飲み物を飲んで、同じ場所を歩いて、同じ空を見上げても、きっと私とあなたとでは感じる事が全く違う筈です。
ただ、知っているのと知らないのとでは雲泥の差が生じる場合があります。
知って活かすも知って無視するのもそれぞれの選択ですが、知らずに終わるのはちょっと勿体ない内容だなと正直思ってます。
知っているからこそスンナリと行動に移せるけれど、知らなかったらそれこそ運を天に任せる…少なくとも自分の意思を介在させる事が難しくなります。
もし現在の自分に幾らかでも違和感を感じたり、自分の在り方に疑問を持った事があるならば、目を通してもいいのかな。
気になったら、是非書店へ足を運んでみてください。
最寄りの図書館にリクエストしてもいいかもしれませんね。
もし本を読んでくれて、こんな話をしてみたいんだけど、周囲には話せる人がいないよ!って方は是非毎週土曜日に渋谷で対面鑑定をご案内してますので、是非気軽に尋ねて来てくださいね。